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キャンプグッズ

ST-330もST-310のような改造は必要か?サイズの違いもチェックしてみた!

SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330

Amazonで2月に予約してあったSOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330が届いたので、手元にあるST-310と実際に比較してみました。

比較してわかったST-330の改造が必要と思ったところや、重さやサイズの違い、疑問に思ったことなどをまとめてみました。

ST-330とST-310のサイズ比較

GONTA
GONTA
実際にST-330とST-310の重量、高さ、ゴトク径を画像でわかりやすく比べてみました。
NAHO
NAHO
ST-330、ST-310、ST-301の比較表も参考にしてみてください。
ST-330はST-310とST-301がフュージョンしちゃったみたいだぞ!SOTOの新製品レギュレーターストーブ フュージョンST-330は、ST-310とST-301のいいとこ取りして、フュージョンしちゃったみたいな仕上がりになってるぞ!...

重さ

実際にST-330とST-310の重さや大きさを写真で確認しながら比べてみました。

SOTO フュージョン ST-330の製品重量

ST-330の製品仕様では重量が250gなっているので、ほぼ同じですね。ゴトクの付け根部分にはアルミ素材が使われているので、ST-310と比べてかなり軽量化されています。

NAHO
NAHO
ST-310と比べて約100gも軽量化されてるってスゴイね!
SOTO ST-310の製品重量

ST-310の製品仕様では重量が350gなっていますが、点火アシストレバーと耐熱シリコンチューブがつけてあるので、その分だけ重くなっています。

大きさ(高さ)

SOTO フュージョン ST-330とST-310の収納時(折りたたみ)の大きさ比較

SOTO フュージョン ST-330とST-310の収納時の比較

両製品とも高さの違いはあるけど、どちらも五徳を折りたたんでコンパクトにまとめることができます。

フュージョンST-330とST-310のサイズ(高さ)比較

ちょっとわかりにくいですが、五徳の高さはST-330が90mm、ST-310は110mmになります。ST-310はヤケド対策用にシリコンチューブが装着してあるので若干110mmより高くなっています。

ゴトク径

ST-330のゴトク径は165mm、ST-310は130mmです。

ST-330とST-310のゴトク径
GONTA
GONTA
ST-330のゴトクのあそびが気になるけど…

ST-310と比べてST-330のゴトク(脚)部分のあそびはかなり大きいです。

フュージョンST-330のゴトク(脚)部分のあそび

あそびが大きいので安定性など少し気になったけど、ゴトクを手で上から押さえてみたり、8インチのスキレットを置いても安定が悪いとは感じませんでした。

フュージョンST-330と8インチスキレット

設置するテーブルなどによっては脚が滑りやすくなるので、気になる方は火傷対策も兼ねて耐熱シリコンチューブを装着すると、脚も滑りにくくなるので試してみてください。

バーナーヘッド

バーナーヘッドの径は両方とも約61mmですが、ST-330はすり鉢状のバーナーヘッドで風防の役目も果たしています。

ST-330とST-310のバーナーヘッド

下の画像では奥のST-310と違って、ST-330はすり鉢状のバーナーヘッドになっている様子がよくわかると思います。

ST-330とST-310のバーナーヘッドの違い

フュージョンST-330も改造は必要?

GONTA
GONTA
フュージョンST-330もST-310のように風防や遮熱板、点火スイッチなどの改造が必要なのかな?

そこで必要そうな改造について順番にチェックしてみました。

SOTO マイクロレギュレーターストーブ ST-310 カスタマイズ
ST-310を改造して遮熱板など4つの弱点を解消してみた!SOTOのST-310を簡単な改造で、遮熱板、風防、脚の火傷対策、点火スイッチの4つの弱点を解消してみました。...

風防

GONTA
GONTA
ST-330はST-310のような風防対策は必要ありません。

その理由は、ST-330はストームブレイカーSOD-372と同じ、約300個の火口とすり鉢状のバーナーヘッドを採用してるので、ST-310と違って風に強い構造になっているのです。

ST-330の火口とすり鉢状のバーナーヘッド
NAHO
NAHO
約300個の火口ってお湯沸かすのも早そうだね

遮熱板

ST-330の燃料はST-310と同じCB缶を使うけど、分離型なのでST-310のようにCB缶に対しては輻射熱の影響をそこまで心配しなくてもよくなりましたが…

説明書にも過熱を防ぐためにバーナーとCB缶を15cm離してくださいって書いてある。

GONTA
GONTA
もう少し燃料ホースが長ければいいのになぁ~

分離式とはいえバーナーとCB缶を近づけて使用したら、輻射熱の影響を受けちゃうから注意しないといけません。

ST-330みたいに分離型にしたST-310
ST-310をフュージョン ST-330みたいに分離型にしてみた!SOTOのレギュレーターストーブ ST-310をフュージョンST-330みたいに分離型にしてみた。...

15cm離すとなるとソロテーブルで人気のSOTOフィールドホッパーST-630使用時のサイズ(幅297mm×奥行210mm×高さ78mm)では設置はむつかしそうです。

点火スイッチ

ST-330はボンベホルダー部分に器具栓つまみと一緒に点火スイッチがついているので、鍋をのせたままでの点火や火力調整が簡単にできるようになっています。

ST-330の点火スイッチと器具栓つまみ

なのでST-310のようにアシストレバーを取り付けるような改造も必要ありません。

シリコンチューブ

ST-330のゴトク部分はST-310と構造が同じなので、安全のため不注意による火傷を防ぐためにも耐熱シリコンチューブを装着するなどの対策をオススメします。

耐熱シリコンチューブの装着は火傷の他にもスベリ止めやガタツキ防止にも効果あり!

ST-330は分離型のためCB缶などの爆発の危険はST-310に比べれば少ないけど、遮熱板が無く輻射熱の影響も大きくなるので脚の部分はかなりの高温になります。

NAHO
NAHO
耐熱シリコンチューブを取り付ける高さにも注意しないと、シリコンチューブが熔ける恐れがあります。
GONTA
GONTA
GONTAも早速、シリコンチューブを装着しました。
ST-330に耐熱シリコンチューブを装着する

ST-330の五徳の太さは約4mmでST-310と同じ太さなので、ST-310と同じ耐熱のシリコンチューブを装着しました。

シリコンチューブの長さは80mmでカットして、高さは輻射熱の影響も考えて45mmに合わせたので、使いながら様子を見ようと思います。

設置場所には注意が必要!

ST-310と比べてST-330は五徳から接地面までの間隔が20mm短いので、設置するテーブルが木材などの燃えやすい材質では、輻射熱の影響で焦げたりする可能性が大きくなるので注意してください。

NAHO
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ユニフレームの焚き火テーブルやスノーピークの焚火MYテーブルなら、輻射熱の影響で焦げることもなさそうですね!
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ST-330で溶岩プレートは使っちゃダメだよ!

GONTA
GONTA
溶岩プレートを間違って使っちゃうと、燃焼部が高温になってバーナー部や燃料ホースが破損する恐れがあるんだって!
NAHO
NAHO
ST-330では大鍋が使用可能なので、溶岩プレートも大丈夫と勘違いして使わないように注意してくださいね

レギュレーターストーブ専用の溶岩石プレートとしてST-3102が販売されてるけど、これはST-310専用で遮熱板をセットして使用するように設計されているので、間違わないようにしてください。

溶岩石プレートの他にもダッチオーブンの空焚きや、その他の禁止事項が取説の特に注意していただきたいことに書いてあるので、取扱説明書は使用する前に必ず読みましょう!

ST-330の収納ケース

NAHO
NAHO
ST-330の収納ケースには100均セリアのパックケースMがシンデレラフィット!
GONTA
GONTA
ST-310も収納できるといいけど、五徳の高さがあるから収まらないのが残念だね…
ST-330の収納ケースにピッタリのセリアのパックケースM
NAHO
NAHO
セリアのパックケースMは雰囲気がアウトドアぽっくて、キャンプグッズなどの収納ケースとしても人気があるよね!
フュージョンST-330の収納ケースには、セリアのパックケースMがシンデレラフィット!

まとめ

フュージョンST-330とST-310を比較して感じたことは、ST-330は分離型で軽量化のためゴトクの付け根部分などにアルミ素材が使用されスッキリとしています。

ST-330のゴトク付け根部分 ST-330とST-310のゴトクの付け根部分

逆にST-310は分離型じゃないので五徳の付け根周りに、点火スイッチや器具栓つまみが取り付けられているので、メカっぽくてゴトクのあそびなども少なくカッチリとしています。

コンパクトに収納でき、持ち運びやすさなどを考えるとST-330がオススメだけど…

GONTA
GONTA
GONTAは性能や使い勝手などは別として、ST-310のメカっぽさが気にってます。

どちらもマイクロレギュレーターが搭載されて燃料はCB缶が使えるので、価格や使用環境に合わせて選んでみるのも良いと思います。

NAHO
NAHO
2020年3月にOD缶使用のマイクロレギュレーターストーブ、フュージョントレック SOD-330が発売されましたね!
GONTA
GONTA
こちらも気になるけど、お小遣いが…