はじめての野外用の薪ストーブだったからWinnerwellの薪ストーブNomad Viewのほかにも、Gストーブやテンマクデザインのウッドストーブも候補にあって、どれにしようかホント迷っちゃいました。
なんとかNAHOちゃんの許可も下りたので、すっごく悩んだけど最終的には、Winnerwell Nomad View L-Size スペシャルパッケージを購入!
Nomad View L-Sizeの各部のサイズや、気になる熱による歪みについても画像を入れて紹介しています。
Nomad View L-Size スペシャルパッケージ
e-TRADE SERVICEは、Winnerwell 薪ストーブNomadシリーズ【日本正規品】の販売店で、購入前のわからないことも、お店の方が丁寧に教えてくれたので、安心して購入することができました。
購入したNomad View L-Sizeのスペシャルパッケージは、オプション品のウォータータンク3.3L、Lサイズ防火マット、本体を収納できるLサイズ専用のバッグがセットになってます。
単品で揃えると24,000円以上になるので、Nomad View L-Sizeを単体で購入するより、かなりお得なセットになっています。
付属品
本体1、ダンパー付き煙突1本、煙突4本、スパークアレスター1本、火格子1、灰落とし用スクレーパー1本、防火マット1枚、ウォータータンク1個、収納バッグ1個になります。
本体サイズ
ノマドビューLサイズの組立サイズや収納サイズは販売ページに書かれているけど、シェルフ部分や耐熱ガラス部分など細かなサイズは書かれてなかったので、寸法を測ってみました。
おおよそのサイズだけど、これから購入する方やMサイズとLサイズで迷っている方がいたら参考にしてみてください。
本体、天板の横幅は約255mm
本体の奥行は約460mm
接地面から天板までの高さは約405mm
シェルフを広げた状態では約645mm
天板の蓋を外した穴径
本体正面の扉横幅
本体横の耐熱ガラス部分
本体天板、煙突取付け口
サイドのシェルフサイズ
ウォータータンク
L-Size専用のウォータータンクは容量3.3リットルです。
ウォータータンクの高さ約180mm、横幅は本体の天板と同じだから約255mm
奥行きは約105mm
Nomad ViewってGストーブに似てない?
Nomad ViewってGストーブやテンマクデザインのウッドストーブに似てるよね?
購入前に電話で対応してくれたお店の方が、メーカーで製造過程など見学された方でNomad Viewについて色々と教えてもらえたので、気になっていたGストーブやテンマクデザインのウッドストーブの違いについても聞いてみました。
Gストーブの改良版って感じ!
Gストーブだと天板と両サイドのシェルフがフラットじゃないから、大きめのフライパンや鍋などが置きにくいとか、足の組み立てが毎回ピンを抜き差ししないといけなとか
Nomad View L-Sizeの収納ケース
スペシャルパッケージには専用の収納バッグが付いてくるけど、バッグだと車に積むときや保管しておく時も、上に荷物を重ねて積むと危ないと思ったので
※加工することによってトランクカーゴの強度が弱くなるので、加工する場合は自己責任でお願いします。
最初は煙突があたってるだけと思って画像のように削って蓋をかぶせてみたら、まだどこかあたってる?
どうやらシェルフの開閉部分に蓋の出っ張ったところがあたってるみたいなので、その部分も削ってみるとちゃんと蓋ができるようになりました。
トランクカーゴ50LへNomad View Lサイズを収納したときのクリアランスについては注意が必要!
画像では上から撮っているから当たっているように見えるけど、取手の部分はギリギリで収まってます。
Lサイズは収納サイズが奥行459mmx幅249mmx高さ249mmだから、Mサイズと比べて高さが39mmもちがう!
Nomad ViewのMサイズなら収納サイズが奥行380mmx幅200mmx高さ210mmだから、トランクカーゴに加工せず余裕で収まるんじゃないかな?
画像のように薪ストーブの天板部分にボックステーブル用に加工した板も一緒に収納できるので、薪ストーブをセットした後は、頑丈ボックスのテーブルDIYでよく紹介されてるボックステーブルとして使うことができるから便利いいです。
トランクカーゴ50Lサイズには薪ストーブ本体とウォータータンクを一緒に収納することはできないので、注意してください!
Nomad Viewの注意事項
※材質上、熱により必ず歪みます。
※最初から全開で焚かず、慣らし焚きを行ってください。
※燃焼中、ガラスに水をかけたり濡れたタオルで拭いたりしないでください。
※ステンレスの材質上、熱で変色します。
※ウォータータンクは空焚き厳禁です。
※メーカーより予告なしに製品の改良や仕様変更がされる場合がございます。
販売ページにも注意事項が追記され歪みやガラスについても記載されてます。
歪みや耐熱ガラスの割れに注意!
Nomad Viewだけじゃなくステンレスなど金属は熱が加われば膨張するし、冷めれば縮んじゃうから、大なり小なり温度変化による歪みは避けられません。
とくに冬場の寒冷地など気温がマイナス環境での使用だと、急激な温度変化で本体の歪みや耐熱ガラスも割れちゃうことがあるから注意してください。
その辺りを注意しながら、2月18日にWinnerwell薪ストーブの初火入れをしました。
酸耐熱ガラス | 超耐熱ガラス | |
---|---|---|
素材 | ホウケイ酸耐熱ガラス | ファイアライト(超耐熱結晶化ガラス) |
耐熱温度 | 400℃~500℃ | 700℃ |
ガラスの色 | 無色透明 | あめ色(茶) |
サイズ | 28cm x 14cm | 28cm x 14cm |
適合 | Nomad View M/L共通 | Nomad View M/L共通 |
保証 | 無し | 2年保証付き |
この日の外気温は13度で風もなくとても良い天気でした。
煙突の先端に取り付けたスパークアレスターのようす、燃焼がいいのか煙はほとんど見えません。
スパークアレスターは火の粉が飛ぶのを防いでくれる装置だけど、火の粉が飛ぶのを100パーセント防いでくれるわけじゃないです。
歪みを少しでも回避するために慣らし焚きをして、始めは一気に温度を上げないように注意していたけど…
薄っすらと天板の色が変わって、蓋に歪みが出てきた
かなり浮き上がって、少し隙間が見えてる
天板の温度を確認すると300度を少し超えたところを針がさしてました。
ストーブ温度計を取り付ける場所によって温度も違ってくるから、その辺りについてはNomad Viewを使っていくうちに覚えていこうと思います。
きれいに薪が燃え尽きて、全体に温度が下がると蓋の歪みも元に戻ってきたみたい、これが急激に冷めたりすると歪みが戻らなかったりすることもあるんじゃないかな?
画像ではわかりにくいけど、Nomad View本体には見た目の歪みはなく、蓋も問題なく外すことができました。
歪みで隙間ができた部分には煤が付いてるのがよくわかります。
焼き付き防止潤滑剤の使用について
今回は初火入れと慣らし焚きだったので、かじり防止に煙突に焼き付き防止潤滑剤を塗ったけど…
効果を確認するほど温度も上がってないので、次回はもう少し薪を燃やして温度を上げてみて焼き付き防止の効果を確認してみます。
【追記】2020年1月10日
煙突への「焼きつき防止耐熱潤滑剤」使用に関して
煙突を抜きやすくするのを目的として「焼きつき防止耐熱潤滑剤」を使用されている事例がございますが、使用を重ねるとタールがたまり逆に煙突の掃除がしにくくなるばかりか、発火する可能性もあります。非常に危険ですので御使用はおやめください。抜きにくい場合は完全に冷えたのを確認しスプレー式の防錆潤滑油を吹き付けて外し良くふき取る事を推奨いたします。