固形燃料や五徳などちょっとした道具があれば、どこでも気軽にご飯が炊けちゃうメスティンは、炊飯以外にも蒸し物に揚げ物、燻製などなど…
工夫次第で様々な料理が作れるので、キャンプや登山などアウトドアでも、多くの方に愛用されている人気の調理器具です。
NAHO
そんなメスティン、最近では様々なメーカーから販売されていますが、お手頃価格のアウトドア商品を多数取り扱うニトリからも、メスティンが販売されているのをご存知ですか?
GONTA
GONTAも気になってたので…ニトリのメスティンを購入して、人気のトランギアのメスティンといろいろ比較してみました。
ニトリのメスティンMESS-1
ニトリで販売されているメスティンMESS-1の素材はアルミ製で、箱に表記されているサイズは、 外形寸法が、幅170mm×奥行95mm×高さ60mm、最大容量は850ml、重量は160gです。
メスティンMESS-1は株式会社山善が発売元なので、ニトリだけでなく、アマゾンなどのネットショップでの購入も可能です。
バリ取り済みのメスティンも多く販売されていますが、メスティンMESS-1にはバリ取り不要などの表記はされていません。
しかし、下の画像はメスティンMESS-1の蓋を拡大したものですが、手で触っても尖った部分やバリは気にならなかったので、バリ取りはしませんでした。
ちなみに、ちょっと分かりにくけど下の画像は、トランギアのメスティンの蓋を拡大したものですが、今回の物はバリが気になりませんでした。
バリ取りについては、実際に購入したメスティンを確認して、バリが気になるようなら、サンドペーパーなどでバリ取りをしてください。
メスティンのシーズニングとバリ取りの儀式ってなんだ?メスティンのシーズニングとバリ取りの儀式で、必要な道具や注意点などを画像を使ってまとめてみました。...
トランギアのメスティンと比較
実際にトランギアのメスティンと大きさを比較してみたので、ひとつの目安として画像で確認して頂ければと思います。
左がニトリのメスティン、蓋をした状態では、幅、奥行、高さについては、見た目では大きな違いはありませんが、蓋を取った状態では、約5mmほど本体の高さに、違いがありました。
左側のトランギアの高さは約55mm、右側のニトリのメスティンの高さは約60mmでした。
ニトリとトランギアの本体と蓋を重ねて比べてみたけど、高さ以外では大きなサイズの違いはありませんでした。
GONTA
取手の取り付け部分は、リベットの留めがトランギアは2箇所、ニトリは3箇所の違いがあるけど、取付け高さや形状もよく似ています。
トランギアとニトリのメスティンには、サイズや取手部分など大きな違いはありませんが、やはり一番の違いは何と言っても、トランギアのメスティンには絞り加工がされているってことだと思います。
NAHO
この絞り加工が、炊飯や調理にどのような影響があるか?難しいことはわからないけど、トランギアのこの形が、とても気に入ってる。
トランギア用の網は使える?
トランギアのメスティンで、蒸し物や燻製に使用してる網(メッシュトレイ)は、ニトリのメスティンにも使えるのか?
気になったのでニトリのメスティンに、トランギアのメスティンで使ってるメッシュトレイ TR-SS210と、長バットアミ18型を入れてみると、問題なく綺麗に収まってくれました。
どちらも素材はステンレスなので安心して使えますが、トランギア用に販売されているメッシュトレイは、太めのステンレスが使われ頑丈だけど、長バットアミ18型と比べると値段は少し高めです。
ニトリのメスティンで炊飯してみた!
各メスティンを使う前に、食器用洗剤で軽く水洗いして、バリ取りとシーズニングは無しで、1合のお米を炊いてみました 。
今回は固形燃料じゃなく、トランギアのアルコールストーブを2個使って炊飯にチャレンジしてみました。
NAHO
固形燃料を使ったメスティン炊飯については、こちらの記事で紹介しています。
メスティン 炊飯の時間は固形燃料のサイズで調整できちゃう!はじめてメスティン炊飯にチャレンジしたので、炊飯にかかった時間や水の量、使用した固形燃料の燃焼時間など、わかったことをまとめてみました。...
下の画像のように何もない状態では火力が強すぎるので、火力調整のフタをセットして炊飯しています。
炊飯には、キャプテンスタッグのカマド スマートグリル B5型を使いました。炭床の高さも3段階に調整可能なので、使用する燃料によって使い分けることができて便利です。
カマド スマートグリル B5型には、ラージサイズのメスティンなら1個、レギュラーサイズのメスティンなら、2個並べて調理が可能です。
メスティンで炊き込みご飯!無印の金目鯛ごはんを炊いてみたよ無印良品の炊き込みご飯の素シリーズから、人気の金目鯛ごはん2合をラージメスティンで炊いてみた!...
お米の吸水時間は30分、水の量は硬めが好きなので、米一合に対して水180mmでセットしました。
ニトリもトランギアのメスティンも、水量180mmでリベットの下辺りでした。
火力が強いと蓋が外れちゃうこともあるので、スキレットで重しがしてあるけど、缶詰などでも大丈夫です。
炊飯開始から15分後に火からおろし、各メスティンを布で包んで15分蒸らしました 。部屋の温度は24℃くらいだったので、保冷バックなどには入れていません。
底を確認してみると少しおこげができたけど、これぐらいなら問題ありません。
全体を確認してみると、各メスティンのこげ具合は同じくらいでした。
各メスティンで炊いたご飯を食べてみたけど、どちらもアルミ臭さなどは感じなく、美味しくいただけました。
硬さやこげ具合については、炊き込み時間、水量、火力、気温など条件によって変わってくるので、いろいろと試しながら、自分に合ったベストな炊飯方法を見つけるのも楽しいですね!
MiliCampのメスティンも比べてみた
GONTA
アマゾンで評価の良い、MiliCampのメスティン、こちらもニトリのメスティンとサイズを比べてみたけど、ハッキリ言って、違いは蓋の刻印くらいじゃないかな…?
MiliCampのメスティンの商品仕様には、16.5cm×9.5cm×6.5cmで重さ:約165g 容量:800mlで、こちらはバリ取りは不要となっています。
NAHO
購入したMiliCampのメスティンには、取っ手カバーが付いてたけど、その他は比べれば比べるほど同じ気がする?
まとめ
メスティンは、家キャンや庭キャンなど、自宅でもキャンプの雰囲気を楽しむことができる、オススメのアイテムです。
バリ取り済み、収納袋やバットアミの付属品が付いたも、炊飯の目安となる目盛が付いたものまで…以前に比べると、様々なメスティンが販売されています。
NAHO
今回はニトリとトランギアのメスティンで、ご飯を炊いてみましたが、炊き上がりに大きな差は感じませんでした。
しかし実際に使ってみないと、分からないこともあるので、メスティンの購入を検討されている方に、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
GONTA
でも…やっぱりGONNTAとNAHOは、同じアルミでもどこか質感が違う、トランギアのメスティンがお気に入り!