新富士バーナーのホームページで2019年の新商品が発表されたんだけど、その中でとくに気になるのが、レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330ですね!
でも中にはST-310やST-301を購入したばっかりって人もいるんじゃないかなぁ~?
2018年9月に開催された2019 春夏アウトドア合同展示受注会 9月展では、すでにST-330が展示されてたみたいだけど…
GONTAもST-310の購入をもう少し待てばよかったかなって思ったんだけど、購入する時にはST-330が販売されることなんて知らなかったし、買ってしまったものはしょうがないってことで
今回はST-310をフュージョンST-330みたいに分離型にしてみました。
ST-310を分離型にできる変換アダプター
ST-310を分離型にするために使用したツールは、AMAZONで販売されていたキャンピングムーンのねじ込み式 変換アダプターを使っています。
メーカー推奨の使用方法ではないので、紹介している変換アダプターを使用する場合には、自己責任でお願いします。
なぜ、この変換アダプタ―を選んだのか?
それは、おしゃれなコンロとしても人気のあるKOVEAから販売されているCUBEに対応可能だったから
もしST-310に使えなくても、コベアのキューブはカスタムしている人も多く、GONTAもCUBEにキャンピングムーンのガス缶変換アダプター使いたかったので購入してみた。
結果としてはKOVEAのCUBEとST-310両方とも問題なく使うことができました。
あと購入した時に気づかなかったけど、OD缶接続部分にガスの流量調整バルブが付いたタイプも販売されていました。
ST-330みたいに分離型にした理由
ST-310をフュージョンST-330みたいに分離型にしたのには理由がある。
でも他にもちゃんとした理由があって、輻射熱の影響が少なくなったり、風除板が加工無しで利用できたり、OD缶も使うことができるなどのメリットがあるから分離型にしてみた。
輻射熱の影響が少ない
ST-310では輻射熱の対策として遮熱板を自作したり、ST-310用に販売されている遮熱板を取り付けてる人も多いと思います。
鋳物製品は蓄熱性がいい分、輻射熱の影響も大きくなるから、鋳物製品の大きさや長時間の調理などではCB缶の過熱には十分注意が必要デス!
そこで分離型にすることで、ガス缶が熱源から離れて輻射熱の影響が少なくなるからスキレットなどの鋳物製品が扱いやすくなるメリットもあるんです。
分離型にすることでCB缶やOD缶への輻射熱の影響は少なくなるけど、点火スイッチや器具栓つまみ、ボンベホルダー部分は輻射熱の影響を受けるので、遮熱板は取り付けておいたほうが安心です。
風除板を使うことができる
コンロやバナーなどの風よけとして重宝する風除板だけど…
正規の使用法でST-310に直接CB缶をセットして風除板で全体を囲ってしまうとCB缶が過熱して大変危険なので注意してください。
分離型だと画像のように本体とガス缶を離して設置できるから、本体側から輻射熱で直接CB缶やOD缶が過熱されることがないので安心です。
分離型にすることで、画像のような隙間からホースを通すことができる風除板なら、加工無しで簡単にセッティングできちゃいます。
OD缶を使用できる。
使用する製品により違いはあるけど、OD缶(アウトドア缶)を使用することができるので、CB缶(カセットボンベ)に比べて冬場など気温が低い時でも火力が安定しやすくなる。
気温が低い環境で安定した火力を得るには、OD缶の温度低下を防ぐために耐寒性に優れたカバーを被せるなどの防寒対策も必要です。
今回の方法で分離型にした場合、CB缶を使用するには別途OD缶からCB缶への変換ガスアダプターが必要になるので注意してくださいね!
OD缶で使う場合には必要ありません。
分離型のST-310へ点火してみた。
CAMPING MOONの変換アダプターでST-310とOD缶を接続して、接続部分やホースからのガス漏れがないことを確認!
実際にST-310に取り付けたアダプターは、ガタつきなど無く作りもとても綺麗いで、これはこれでフュージョン ST-330とはまた違ったメカっぽさがあってとても気にってる。
メーカー推奨の使用方法ではないので、紹介している変換アダプターを使用する場合には、自己責任でお願いします。