MAKUAKEで購入したEFDELTA(イーエフデルタ)が届いたので、気になっていた充電時間や家電製品から電動工具まで、なるべく消費電力が大きそうなものを選んで問題なく使用できるか確かめてみました。
GONTA
家電製品はティファールの電気ケトル、電動工具はDIYでよく使うマキタの電気丸ノコとBOSCHのジグソーを使用しました。
NAHO
キャンプやアウトドア、電源のない屋外での作業、災害時の備えなど、これからポータブル電源の購入を考えている方の参考になれば幸いです。
GONTA
それではまずEFDELTAを開封して中身の確認からしていきましょう!
EFDELTA(イーエフデルタ)を開封!
待ちに待ったEFDELTA(イーエフデルタ)の開封です。
届いたEFDELTAは頑丈なダンボールに入れられて、取り出した箱にはMakuakeサポーター用の文字が入っていました。
とても丁寧に梱包された箱を見ただけでもEFDELTAを購入して良かったと思えるほどでした。
EFDELTA本体、本体カバー、サンキューレター、クイックスタートガイド、保証書、ユーザーズガイド、AC・ソーラーパネル・シガーソケット用の各充電ケーブルが付属しています。
上画像の真ん中にあるX-Stream充電テクノロジーを使用するEFDELTAのAC充電ケーブルには、AC(交流)からDC(直流)へ変換するアダプターが必要ないので、コンパクトに持ち運べ収納もかさばりません。
EFDELTAとsuaoki-G500のAC充電ケーブルを比較すると、アダプターが無いのでとてもコンパクトになっているのが分かります。
GONTA
参考までにEFDELTAとsuaoki-G500本体の大きさも比べてみました。
こうして比べてみるとsuaoki-G500の方が小さいのは確かですが、G500の重量は6.8kgで容量は500Wh、EFDELTAの重量は13.6kgで容量は1260Whなので、重量は2倍になるけどこのサイズで容量は約2.5倍あるので、とてもコンパクトに作られていると思います。
EFDELTAの急速充電はスゴかった!
ACコンセントからの充電時間について、独自開発されたX-Stream充電テクノロジーが採用されているEFDELTAは、バッテリー容量が0%の状態から1時間で80%まで充電が可能で、フル充電まで2時間を要さないと紹介されています。
X-Stream充電テクノロジーはEFDELTAの魅力の1つなんだけど、EFDELTAは1260Wの大容量なのにバッテリー容量が0%の状態から1時間で80%まで充電され、2時間も要さずにフル充電されるか少し心配でした。
EFDELTA ポータブル電源 1600W出力と急速充電に驚き!ポータブル電源 EFDELTA(イーエフデルタ)は大容量1260Whで出力は1600W!世界最高クラスの急速充電を可能にするX-Stream充電テクノロジーが採用され、家庭用コンセントから1時間で80%まで充電できる驚きのポータブル電源なのです。...
30%から100%まで充電開始!
届いたEFDELTAの電源を入れると30%まで充電されていました。
クイックスタートガイドにはEFDELTAを100%までチャージしてから進めてくださいと書いてあったので、バッテリー容量30%から家庭用ACコンセントを使って100%フル充電されるまでにかかる時間を確かめてみました。
室内温度は20.5℃で充電開始充電ワット数は633Wを表示
充電開始から約30分充電ワット数は1070Wを表示
充電開始から約40分、85%まで充電されたところで充電ワット数が720Wへさがりました。
その後は700W前後で充電され開始から約1時間5分で100%充電完了!
NAHO
この結果でも充電時間は十分早いけどバッテリー容量が30%からの充電なので、本当に0%の状態から1時間で80%まで充電されるか分からないよね?
GONTA
やっぱりここは購入の決め手にもなった大事なことなので、実際にEFDELTAのバッテリー容量が0%の状態から1時間で80%まで充電されるか確かめてみる!
0%から100%まで充電開始!
GONTA
EFDELTAのバッテリー容量が0%の状態で家庭用ACコンセントから充電開始!
NAHO
GONちゃん、開始から30分で46%まで充電されてるから、この調子だと1時間で80%以上充電されそうだね!
GONTA
X-Stream充電テクノロジーって凄いんだ1000~1100Wで充電されてるから充電時間が早いのも納得できる!
NAHO
開始から約51分で目標の80%まで充電完了!想像以上にEFDELTAの充電スピードは凄いわ…
GONTA
開始から約1時間で89%まで充電できたので、ここからはタイマーを30分追加して100%まで充電してみることにしました。
NAHO
30分追加したタイマーも残り4分…開始から約1時間26分で100%充電完了、1時間で80%充電はもちろん1時間半もかからずに100%まで充電できるってやっぱりEFDELTAの急速充電は凄かった!
NAHO
EFDELTA充電中の動画も撮ってみたので参考にしてください。
バッテリー保護機能と充電ワット数
EFDELTAの充電中はセルの寿命に悪い影響を与えないよう、使用状況によってはバッテリー保護機能が働くようになっています。
GONTA
セル温度によって充電ワット数は変わってくるので、使用環境によってはEFDELTAの充電時間は大きく変わってきます。
冬場で気温が低い屋外や夏場で高温の車内などで充電をすると、EFDELTAの充電温度範囲0℃~45℃を超えバッテリー保護機能が働き充電できないこともあるので注意してください。
セル温度と充電ワット数の関係 |
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0~10℃ | 250W前後 |
10~20℃ | 700W前後 |
20~40℃ | 1200W前後 |
40~45℃ | 700W前後 |
EFDELTAの充電温度範囲は0℃~45℃です。 |
GONTA
充電に時間がかかる場合には、バッテリー保護機能が働いているかもしれないので、使用する環境の温度などがEFDELTAの充電温度範囲0℃~45℃を超えていないか確かめてください。
またセルが一定の温度に達した以外にも、充電中のバッテリー容量が95%ほどになるとセルの電圧が高くなり、バッテリー保護機能が働き充電ワット数が下がるので700W前後での充電になります。
EFDELTAの充電動画でも1分55秒辺りからバッテリー容量が89%、1100W前後で充電されていたワット数が下がっていくのが分かりますが、これもセルが一定の温度または電圧のどちらかの条件に当てはまったものと思われます。
NAHO
EFDELTAにはこのようなバッテリー保護機能があるので安心して使用することができますね!
EFDELTAは電動工具も使えちゃう!
GONTA
電動工具でGONTAが試したかったのはマキタの電気丸ノコ(消費電力1140W)で、BOSCHのジグソーPST800PELは消費電力が530WなのでEFDELTAなら問題なく使うことができました。
木材の切断ではPST800PELの起動電流は558Wほどで、あとの消費電流は280W前後で問題なく使用することができました。
電子丸ノコには起動時など一気に電流が流れノコ刃が急激に回転しないよう、モーターを電子制御するソフトスタート機構が付いています。
使用した電気丸ノコはマキタのモデル5731Sなのでソフトスタート機構はなく、消費電力は1140Wでも止まっているノコ刃を回そうとすると消費電力以上の大きな電流がモーターに流れ、上の画像のように起動電流は1500Wを超えることもあります。
NAHO
でもGONちゃん、EFDELTAの出力は1600W(サージ3100W)だから、起動電流で瞬間的に1600Wを超えても問題なく使えるハズだよね?
動画の後半1分30秒辺りからマキタの充電器DC18RF、こちらも同時に使用しながら電気丸ノコを使ってみました。
DC18RFの消費電力は330Wなので丸ノコと同時に使うと、瞬間で1800Wを超える可能性もあると思ったので試してみましたが、今回は最高でも1350Wほどしか出なかったので同時使用でも問題ありませんでした。
GONTA
結果的には丸ノコを単体で使用した時のワット数の方が1506Wと高かったけど、こちらも問題なく使用することができました。
EFDELTAの出力は1600W(サージ3100W)なので、起動電流が1600W程度なら瞬間的に超えても問題なく使えると思います。
NAHO
市販されている大容量のポータブル電源でも出力は1000W、瞬間最大2000W程度の仕様が多い中、EFDELTAの1600W(サージ3100W)の出力は凄く頼もしいです。
コンセントやUSBポートの防塵対策
EFDELTAを使って屋外で丸ノコやジグソーなどの電動工具を使用してみて思ったことだけど、木材の切断や加工などの作業中には細かな木くずがたくさん出ます。
今回は使用している様子をわかりやすくするために、EFDELTAの近くで電動工具を使用してるけど、実際に使用するときには延長コードを使ってポータブル電源と離れた場所で電動工具を使用することをオススメします。
延長コードを使用せずEFDELTAの近くで作業する場合には、使用していないコンセントやUSBポートに細かな木くずなどホコリが入りやすくなるので、画像のように保護カバーで防塵対策をしています。
電気ケトル1250Wでも問題なし!
本当は家で使っているドライヤーを試してみたかったけど消費電力が1500Wと思ってたら1200Wだったので、定格消費電力1250Wのティファールの電気ケトルで1リットルのお湯を沸かしてみることに…
電気ケトルの出力ワット数はスタートから1260W前後で沸騰するまで、ほとんど変化がありませんでした。
GONTA
この時の様子も動画に撮ったので参考にしてください。
NAHO
バッテリー容量は100%からスタートして93%まで7%使用して、1リットルの水を約5分で沸かすことができました。
GONTA
この結果からもEFDELTAなら1200Wのドライヤーなども問題なく使えることが分かります。
NAHO
仮に電気ケトルを連続して使用すれば約1時間でバッテリーが0%になる計算ですが、このようにある程度の目安が分かればEFDELTAを便利に使いこなすことができます。
EFDELTAは想像以上の実力だった!
はじめてEFDELTAを使ってみた感想は想像以上の実力を持ったポータブル電源でした。
充電時間の速さはもちろん、1250Wの電気ケトルや起動電流で1500Wを超える電気丸ノコでも問題なく使用することができました。
EFDELTA ポータブル電源 1600W出力と急速充電に驚き!ポータブル電源 EFDELTA(イーエフデルタ)は大容量1260Whで出力は1600W!世界最高クラスの急速充電を可能にするX-Stream充電テクノロジーが採用され、家庭用コンセントから1時間で80%まで充電できる驚きのポータブル電源なのです。...
消費電力が1000Wを超える電気製品をここまで問題なく使用できるポータブル電源は、まだ少ないと思うのでEFDELTAを購入して本当に良かったと思いました。
GONTA
この結果から消費電力が1500W程度のドライヤー・電子レンジ・オーブントースターなどの家電製品、ディスクグラインダー・サンダーなどの電動工具も使えそうなので、これからもいろいろと試してみたいと思います。
NAHO
ちょうどGONちゃんと電動工具を試しているときにEFDELTA用折り畳み式ソーラーパネル110Wが届いたので、天気の良い日にソラーパネルの充電テストをして実際の発電量などを確かめてみました。
EcoFlowとsuaokiのソーラーパネルでEFDELTAを充電してみた!EcoFlowの110Wソーラーチャージャーと、suaokiの100Wソーラーパネルを直列接続して、EFDELTAを充電してみた!...