銅管ドリップスタンドのDIYに必要な材料と工具
使用する銅管・チーズ・エルボや、銅管耳付水栓ソケットはホームセンターやネットでも購入することが可能です。
必要な材料
銅管(直管)
銅管継手エルボ
銅管継手チーズ
銅管耳付水栓ソケット
銅管材料の購入について
購入される店舗によってまとめ買いなどで送料無料になればいいけど、送料が非常に高い場合があるので注意してください。
大きなホームセンンターなら銅管材料も取り扱ってるところが多いので、そちらのほうがお値打ちに材料をそろえることができるかもしれません。
必要な工具
パイプカッターやチューブカッターの名で様々な種類のものが販売されていますが、ここで紹介している銅管をカットするだけなら、高価なパイプカッターを購入する必要はありません。
パイプカッターには大きく分けて画像のような2種類があるけど、銅管ドリップスタンドに使用する銅管のカットだけなら、右側の小さいパイプカッターが回しやすく作業しやすいです。
SK11のパイプカッターPC-22は銅管、真鍮管、アルミ管、塩ビ管、薄肉ステンレス鋼管、鋼管が切断可能です。
切断径は3mm~22mmで肉厚は最大で3mm(薄肉ステンレス鋼管、鋼管は1.2mm)まで切断可能です。
パイプカッターで銅管をカットした後に必要になる工具がヤスリで、これはカットした銅管の外側のバリ取りをするために使用します。
SK11のパイプカッターPC-22にも面取り用のリーマーがついているけど、管の内側の面取り用なので外側には使えません。
銅管なのでヤスリがあればさほど力を入れなくても、簡単にバリ取りすることができるけど、今回バリ取りに使ったブライト900エクストリーム 5本型 平 荒目/細目ヤスリは目詰まりしにくくとても使いやすかったです。
あと銅管カット後のバリ取りや面取りができるパイプリーマーを購入して使ってみたけど…コツがあるかもしれませんが削る銅管が短すぎるのか?綺麗なバリ取り(面取り)はできませんでした。
気になる方は確認してみてください。
銅管ドリップスタンドの作り方
まずドリップスタンドにのせるドリッパーと下に置くカップのサイズを確認して、ドリップスタンドの幅や高さ全体の大きさを決めていきます。
ここで紹介しているドリップスタンドは大小2種類のカップが置けれるように作っていますが、ドリップスタンドの大きさはお好みのサイズで作ることができます。
サイズを測るときに注意してほしいのは銅管(直管)がエルボやチーズの重なる部分(深さ)の寸法を確認しておくことです。
ドリップスタンドの大きさが決まって必要な数の銅管寸法を書き出したら、銅管に印をつけて各サイズにカットしていきます。
印をつけたところにパイプカッターの刃先を合わせてたら、ハンドルを少し締めて90°ぐらいの範囲を前後に2~3回往復させてから、本体を一周させて切込み線をつけてください。
SK11パイプカッターPC-22でカットした銅管の断面で、内外に多少のバリができています。
ドリップスタンドを組み立てるときに内側のバリは問題ないけど、外側のバリがあるとエルボやチーズにスムーズに入れることができません。
銅管の接着について
今回使用した銅管サイズならバーナーとロウ付け用の溶接棒があれば銅管を接合することは可能だけど、さすがに慣れていないと作業の危険が大きすぎるのでオススメしません。
ロウ付け以外の接着方法は金属用の接着剤を使用すれば接着が可能です。
不注意で銅管部分を持ってしまわない限り崩れたりすることがないので、また接着しないことで高さや大きさも自由に変えれるので接着せずに使用しています。
銅管耳付水栓ソケットは取り付ける台の上で仮組をしてから、印をつけて取り付けると位置決めがしやすいです。
ちなみに銅管耳付水栓ソケットを取り付けた台は、材木の切れ端があったのでペーパーをかけてブライワックスのジャコビアンで仕上げました。
まとめ
銅管ドリップスタンドのDIYについては、高価な工具は必要なく少し手間はかかるけど作業自体はさほど難しいことはないと思います。
銅管や銅管耳付水栓ソケットなどの材料はホームセンターなどで購入できれば、かなり材料費も安く作ることができると思います。