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防災備蓄

ロゴスの保冷剤 氷点下パックが凍らない?倍速凍結とGT-16℃を凍らせてみた!

冷剤 氷点下パックの倍速凍結とGT-16℃
NAHO
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ロゴス(LOGOS)保冷剤の中でも氷点下パックシリーズの倍速凍結とGT-16℃は、完全凍結した状態で魚を挟んでおくと魚が凍ってしまうほどの保冷力ある驚きの保冷剤です。
GONTA
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でも中には冷凍庫に入れて数日経っても氷点下パックが完全に凍らないなどの口コミも目にします。

そこで今回はロゴスの保冷剤、氷点下パックシリーズの倍速凍結とGT-16℃を家庭用の冷凍庫を使って48時間でどこまで凍るか確かめてみました。

氷点下パックシリーズの保冷剤をお使いの方や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

ロゴスの倍速凍結とGT-16℃を凍らせてみた!

NAHO
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Nahoの家では氷点下パックシリーズの倍速凍結Mサイズを、主に暑い時期の買い物や畑に行くときにクーラーボックスに入れて使っています。
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ロゴス 氷点下パックの使い方!24時間後のアイスクリームに驚いた!ロゴスの氷点下パックで挟んだアイスクリームをクーラーボックスに入れて、24時間後にアイスクリームがどの様な状態になるか、時間ごとに温度センサーで温度変化も確認しながら確かめてみました。...

保冷剤のサイズが小さいこともあるかもしれないけど、使用するときに凍ってなかったことがなく、完全凍結するまでの冷凍時間も気にしたことがありませんでした。

そこで氷点下パックの中では一番大きなサイズの倍速凍結XLと、GT-16℃ハード1200gを新たに購入して凍らせてみることにしました。

GONTA
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氷結体になるまでの時間は、倍速凍結で18~24時間程度、GT-16℃で36~48時間程度なので48時間を目安に測定をしたいと思います。
GONTA
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測定期間は8月14日午前8時から8月16日午前8時までの48時間

ストック用に使ってる冷凍庫なので測定以外は冷凍庫の開閉はしない状態で、12時間ごとに温度センサーでの庫内温度、倍速凍結とGT-16℃の表面の状態を目視で確認しました。

冷凍庫の温度設定

冷凍庫の温度設定は強を選択してあります。

8月14日午前8時、冷凍庫に倍速凍結とGT-16℃を入れる前の庫内温度-19.6℃

氷点下パック倍速凍結とGT-16℃

左が倍速凍結XL、右がGT-16℃ハード1200gを冷凍庫にセット、故障などの予備用に温度センサーを一つ追加して、測定スタート

倍速凍結とGT-16℃の温度測定

温度センサーの位置は倍速凍結とGT-16℃の間と左端にセットしました。

倍速凍結とGT-16℃をセットした直後の冷凍庫内温度表示

倍速凍結とGT-16℃をセットした直後の冷凍庫内温度表示が16.8℃と14.6℃になっていますが、これは常温の保冷剤をセットしたことや、温度センサーの追加など冷凍庫を開けている時間が長かったため庫内温度が上がっています。

NAHO
NAHO
冷凍庫に常温の物を入れると冷凍庫内の温度がすぐ上がっちゃうんだね…普段は温度計なんてないからわからなかったわ
倍速凍結とGT-16℃をセットして約1時間後の冷凍庫内温度

スタートから約1時間後の冷凍庫内温度は0.6℃と-6.5℃を表示、0.6℃の温度計は倍速凍結とGT-16℃の間にセンサーを設置したので保冷剤の温度の影響が出ていると思います。

倍速凍結とGT-16℃をセットして約3時間後の冷凍庫内温度

スタートから約3時間後の冷凍庫内温度は-12.3℃と-14.1℃を表示、順調に温度が下がっています。

GONTA
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時間ごとに見ると冷凍庫内の温度は一度上がってしまうと、なかなか下がらないことがよくわかる

冷凍開始から12時間後

氷点下パック冷凍開始から12時間後の庫内温度

8月14日午後8時、冷凍開始から12時間後の庫内温度は-16.3℃と-18.5℃

氷点下パック冷凍開始から12時間後の保冷剤表面の様子

冷凍開始から12時間後の氷点下パックの様子、白っぽい部分が増えて少しずつ凍ってきたのがわかります。

冷凍開始から24時間後

氷点下パック冷凍開始から24時間後の庫内温度8月15日午前8時、冷凍開始から24時間後の庫内温度は、-18.8℃と-18.3℃

冷凍庫の外気侵入

温度センサーのコード部分の隙間から外気侵入して結露しているのがわかります。冷蔵庫の部屋は普段はクーラーをつけていないので、測定期間中も室温は30度以上になります。

今回のように温度センサーを使って冷凍庫内の温度を確かめる時は、外気侵入量が増えると冷却効率が悪くなるので注意が必要です。

氷点下パック冷凍開始から24時間後の保冷剤表面の様子冷凍開始から24時間後の氷点下パック表面の様子、どちらも全体に白っぽく凍ってきたので保冷剤の裏面も確認してみます。

氷点下パック冷凍開始から24時間後の裏面の様子倍速凍結とGT-16℃の裏面も確認のためひっくり返してみると…倍速凍結XLは裏面も全体的に凍ってるけど、GT-16℃ハード1200gの裏面は凍っていない部分がはっきり確認できます。

NAHO
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倍速凍結XLは氷結体になるまでの目安18~24時間で、全体に凍った状態になりました。
GONTA
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倍速凍結はGT-16℃と比べると約半分の時間で凍結完了ってパッケージに書いてあったけど、これを見てもGT-16℃より早く凍ることは間違いないね!
NAHO
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氷点下パックの凍結時間については、冷凍庫の設定温度や使用状況によっても大きく変わってきます。

冷凍開始から36時間後

氷点下パック冷凍開始から36時間後の庫内温度

8月15日午後8時、冷凍開始から36時間後の庫内温度は、-21.4℃と-18.2℃

氷点下パック冷凍開始から36時間後の保冷剤表面の様子

冷凍開始から36時間後のGT-16℃ハード1200gは12時間前と比べて凍っていない部分が、かなり少なくなってきました。

冷凍開始から48時間後

氷点下パック冷凍開始から48時間後の庫内温度

8月16日午前8時、冷凍開始から48時間後の庫内温度は、-20.0℃と-19.4℃

冷凍開始から48時間後の氷点下パック裏側の様子

冷凍開始から48時間後の氷点下パック表面の様子、昨夜は凍ってない部分が残ってたけどGT-16℃も全体が白っぽく凍ってるのが確認できます。

冷凍開始から48時間後の氷点下パック表面の様子

ここでもう一度ひっくり返して表面を確認!倍速凍結とGT-16℃とも全体に白っぽく凍っています。

冷凍開始から48時間後の倍速凍結XL

冷凍開始から48時間後の倍速凍結XL

冷凍開始から48時間後のGT-16℃ハード1200g

冷凍開始から48時間後のGT-16℃ハード1200g、こちらも氷結体になるまでの目安36~48時間で全体に白っぽく凍った状態になりました。

これもあくまで目安になるけど、赤外線放射温度計で倍速凍結とGT-16℃の表面温度を確認してみました。

赤外線放射温度計で倍速凍結の表面温度を確認

倍速凍結の表面温度は-15.5℃を表示しました。

赤外線放射温度計でGT-16℃の表面温度を確認

GT-16℃の表面温度は-17.9℃を表示、測定箇所による違いかもしれませんが倍速凍結より2.4℃低いです。

NAHO
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これで48時間の測定は終了しますが、氷点下パックはそのまま冷凍しています。
GONTA
GONTA
測定終了から3日後の8月21日に再び倍速凍結とGT-16℃の表面温度を、赤外線放射温度計で測定してみると…
倍速凍結の表面温度を赤外線放射温度計で測定

倍速凍結の表面温度は-23.2℃を表示、冷凍開始から48時間後の表面温度より7.7℃も下がってる

GT-16℃の表面温度を赤外線放射温度計で測定

GT-16℃の表面温度は-24.6℃を表示、冷凍開始から48時間後の表面温度より6.7℃下がって倍速凍結より1.4℃低いです。

測定終了から3日間は表面温度を測っていないので、温度変化はわからないけどこの温度を見ると、測定終了後も少しずつ凍って完全氷結したってことだと思います。

NAHO
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赤外線放射温度計の精度については、室内温度を表示している温度計のセンサー部分を測定してみると…
赤外線放射温度計で温度計のセンサー部分を測定
GONTA
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温度計(室内温度)の31.6℃に対して赤外線放射温度計は30.2℃を表示、1.4℃の差があるけどある程度の目安にするには十分な精度だと思います。

氷点下パックが凍らないときはココを確認!

GONTA
GONTA
ロゴスの氷点下パックシリーズに限らず、冷凍庫に入れてから数日経っても保冷剤がなかなか凍ってくれない、こんな経験をされたことはないでしょうか?

とくに氷点下パックのようなマイナスの温度帯を維持できる保冷剤の凍結については、冷凍庫を使用する環境によっては完全に凍らなかったり、凍るまでにかなり時間がかかってしまうことがあります。

この様なことが起こらないよう、少しでも早く保冷剤を凍らせるためのポイントや注意点をまとめてみました。

冷凍庫の温度は-20度以下になっているか?

氷点下パックの取扱説明書にも冷凍庫内が-20℃以下にならない場合は、凍結しないことがありますのでご注意くださいと記載されています。

NAHO
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GONちゃん庫内温度を表示してくれる冷蔵庫ならいいけど、温度計が無い場合でも冷凍庫の温度が-20℃以下か確認することってできるの?
GONTA
GONTA
冷蔵庫の説明書には野菜室、冷蔵室、冷凍室、製氷室など各室の温度範囲の目安や設定方法が書かれていると思うので一度確認するといいね!

取扱説明書でもわからない場合には各メーカーへ問い合せすることをオススメします。

冷凍庫の扉や引き出しを頻繁に開け閉めしていないか?

NAHO
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今回の測定でもわかるように冷凍庫の扉の開閉や常温の物を入れた直後は庫内の温度が上昇して一度上昇した温度はスグには下がってくれません。

頻繁な扉や引き出しの開閉などで冷凍庫内の温度が上がった状態が続くと、氷点下パックに限らず保冷剤は完全に凍るまでに時間がかかってしまいます。

保冷剤を他の物と重ねて冷凍庫に入れていないか?

意外だったのが、氷点下パック同士を重ねて冷凍しても凍らないってことがあるってこと!取扱説明書にも絶対に重ねないでくださいって記載されてる。

GONTA
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あと凍っていない食材と氷点下パックを重ねるのもダメ!

 

ロゴス氷点下パックのサイズと価格

氷点下パック重量サイズ価格(税別)
倍速凍結 M(約)600g(約)19.6×13.8×2.6cm¥980
倍速凍結 L(約)900g(約)25.5×16.4×2.5cm¥1,180
倍速凍結 XL(約)1.2kg(約)25.5×19.5×3.5cm¥1,380
GT-16℃・ハード600g(約)600g(約)19.5×13.7×2.8cm¥880
GT-16℃・ハード900g(約)900g(約)25.5×16.4×2.5cm¥980
GT-16℃・ハード1200g(約)1.2kg(約)25.5×19.5×3.5cm¥1,080

NAHO
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この他にもGT-16℃ソフトタイプの550gと900g、GT-16℃コンパクトタイプが販売されています。
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まとめ

GONTA
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今回の測定で倍速凍結XLとGT-16℃ハード1200gは、取扱説明書に記載されている氷結体になるまでの時間内にほぼ凍った状態になりました。
NAHO
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測定終了して3日後の倍速凍結XLとGT-16℃ハード1200gの画像では、表面がさらに白っぽくなって完全に凍っているのがよくわかるね

ロゴスの氷点下パックを氷結目安の時間内に完全に凍らせるには、事前に冷凍庫の取扱説明書で設定温度の確認をしておくことが重要です。

冷凍する前には冷凍庫内の物を少なくして氷点下パックと他の物が重ならないように、冷凍中は開閉もなるべく少なくするようにしてください。

GONTA
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冷凍庫内の温度は吹き出し口など温度センサーが取り付けられている位置により、表示温度に違いがあるので、今回使用した温度計や赤外線放射温度計の数値はあくまでも参考程度の目安にしてください。